柴田合成 採用サイト

プロジェクトストーリー

医療用連結ジョイント 新商品開発の覚悟

プロジェクトストーリー

医療用連結ジョイント 新商品開発の覚悟

岩崎善行

企画室 2002年入社

入社後、営業技術部に配属される。金型、成形の基礎知識を徹底習得、顧客との技術打合せを繰り返した。翌々年異動した生産管理課では、トヨタ生産方式を学び、「柴田合成カンバン方式」を開発。4年後には東京営業所へ異動、今度は製品設計業務に携わる。さらにあろうことか2012年には取引先企業に出向し商品企画、事業企画を学べとの辞令が。社長柴田の岩崎育成計画の締めくくりだった。2014年6月、自社製品を開発するべく、満を持して企画室へ。

岩崎が所属する企画室のミッションは、新規事業を立ち上げることだ。岩崎は話す。「収益の新たな柱になる商品を独自開発し、メーカーを目指す柴田合成の未来につなげることが目的です」。第一弾は、医療向け商品の企画・開発だった。挑戦するに当たり、岩崎は、社長から思いがけない課題を与えられた。
「経営者の視点で事業を起こしてみなさい」。商品の企画から開発・設計、生産の段取り、マーケティング、販路開拓、資金繰りまで、社長の気概を持って事業化を考えろという要求だった。「イントラプルーナー(企業内起業家)たれ」。岩崎の覚悟は決まった。

写真

医療現場のヒアリングを徹底的に行った岩崎。着目したのは、点滴スタンドと車いすを連結する器具だ。患者さんが移動する際、車いすを看護師が押し、点滴台は患者さんが支えていたが、「うまく連結できれば、楽に安全に移動できる」と多くの人が感じていた。さっそく試作を始めた。しかし、数値化しにくい看護師の"想い"を形にするのに一苦労。試行錯誤の毎日だった。再検討・再設計を重ね、商品化の目途が立ったのは何と8次試作目だった。

写真
写真

「会社の看板で融資を受けるのは簡単。何の後ろ盾もなしに、純粋に君の企画だけに投資してもらえるか、試してみなさい」。社長から与えられた課題だった。
商品の市場性、生産プラン、事業の成長見込み、資金の返済計画などを盛り込んだ事業計画書を示しながら、銀行へプレゼン。「緊張で脂汗が出ました。創業者が一つの商品開発に人生をかける気持ちがわかりました」と岩崎。今回の経験によって新規事業に対する知識の幅は一気に広がった。
2016年春、連結ジョイント上市予定。間もなく日本全国の病院で岩崎開発の商品が患者さんの助けとなるはずだ。 「自分のアイデアで世の中が変わるかもしれない。これからの仕事が楽しみです」。岩崎は、柴田合成の未来に自身の夢を重ねている。

写真

ある1日のスケジュール